起業

個人事業主、フリーランス向け会計ソフトの選び方について解説!

kaikeisofuto
小西 椋磨

個人事業主やフリーランスとして活動する際、会計ソフトはビジネスの管理に欠かせないツールです。適切な会計ソフトを選ぶことで、経理作業が効率化され、税務申告もスムーズに行えます。この記事では、会計ソフトを選ぶ際のポイントとおすすめのソフトを紹介します。

会計ソフトを選ぶ際のポイント

  1. 使いやすさ:
    • 会計ソフトは日常的に使用するツールですので、直感的で使いやすいものを選びましょう。操作が複雑だと、経理作業がストレスになってしまいます。
  2. 機能性:
    • 自分のビジネスに必要な機能が揃っているか確認しましょう。例えば、請求書の発行、経費の管理、銀行との連携、税務申告のサポートなどが挙げられます。
  3. コスト:
    • 会計ソフトには無料のものから有料のものまで様々あります。自分の予算に合ったソフトを選びましょう。無料のソフトでも十分な機能を持つものもありますが、有料のソフトはサポートが充実していることが多いです。
  4. クラウド対応:
    • クラウド対応の会計ソフトは、インターネットに接続していればどこからでもアクセスできるため、外出先でも経理作業が可能です。また、データのバックアップも自動で行われるため安心です。
  5. サポート体制:
    • ソフトの使い方やトラブルが発生した際に、迅速に対応してくれるサポート体制が整っているか確認しましょう。特に初めて会計ソフトを使う場合は、サポートが充実していると安心です。

おすすめの会計ソフト

  1. 弥生会計オンライン
    • 特徴:
      • 日本国内で非常に人気があり、信頼性が高い
      • 使いやすいインターフェース
      • クラウド対応で、どこからでもアクセス可能
      • 豊富なサポート体制
      • クラウド契約、人件費の算定、請求書の作成機能が充実
      • 無料期間: 1ヶ月
    • プランと料金:
      • セルフプラン:年額27,800円(税抜)、月額2,316円(税抜)
      • ベーシックプラン:年額37,600円(税抜)、月額3,133円(税抜)
    • 向いている方:
      • 初めて会計ソフトを使う方
      • サポートが充実しているソフトを求める方
      • 中小企業や個人事業主
  2. freee
    • 特徴:
      • クラウド会計ソフトの代表格
      • 銀行やクレジットカードとの連携がスムーズ
      • 自動仕訳機能が充実
      • スマートフォンアプリも提供
      • クラウド契約、人件費の算定、請求書の作成機能が充実
      • 無料期間: 30日間
    • プランと料金:
      • スターター:年払い980円/月(税抜)、月払い1,480円 / 月(税抜)
      • スタンダード:年払い1,980円/月(税抜)、月払い2,680円 / 月(税抜)
      • プレミアム:年払い3,316円/月(税抜)、月払いなし
    • 向いている方:
      • フリーランスや個人事業主
      • 銀行やクレジットカードの取引を多く行う方
      • モバイルでの経理作業を希望する方
  3. マネーフォワード クラウド会計
    • 特徴:
      • クラウド対応で、どこからでもアクセス可能
      • 自動仕訳機能が充実
      • 他のマネーフォワード製品との連携が可能
      • 使いやすいインターフェース
      • クラウド契約、人件費の算定、請求書の作成機能が充実
      • 無料期間: 30日間
    • プランと料金:
      • パーソナルミニ:年額プラン900円/月(税抜)、月額プラン1,280円/月(税抜)
      • パーソナル:年額プラン1,280円/月(税抜)、月額プラン1,680円/月(税抜)
      • ビジネスプラン:年額プラン2,980円/月(税抜)、月額プラン無し
    • 向いている方:
      • フリーランスや個人事業主
      • 他のマネーフォワード製品を利用している方
      • 経理作業の手間を大幅に削減したい方
  4. 会計王
    • 特徴:
      • 中小企業向けの豊富な機能
      • オフラインでの使用が可能
      • 使いやすいインターフェース
      • サポート体制も充実
      • クラウド契約機能はなし
      • 無料期間: なし
    • プランと料金:
      • 通常プラン: 一括購入44,000円(税込)
    • 向いている方:
      • 中小企業
      • オフラインでの使用を希望する方
      • 豊富な機能を求める方

選び方のポイント

  1. 無料期間を活用:
    • 各ソフトの無料期間を利用して実際に使ってみることで、自分に合ったソフトを見つけることができます。
  2. 特定の機能に注目:
    • 銀行やクレジットカードとの連携が重要であればfreee、他のマネーフォワード製品を利用しているならマネーフォワード クラウド会計が適しています。
  3. サポート体制:
    • 初めて会計ソフトを使う場合やサポートが重要な場合は、弥生会計オンラインが適しています。
  4. オフライン使用:
    • オフラインでの使用やサブスクリプションに抵抗がある方は、会計王が適しています。

まとめ

使いやすさはもちろん重要ですが、他にも自分のビジネスの特性やニーズに合った機能を持つソフトを選ぶことが大切です。例えば、クラウド契約や人件費の算定、請求書の作成が重要であれば、弥生会計オンライン、freee、マネーフォワード クラウド会計が適しています。また、無料期間を利用して実際に使ってみることで、自分に合ったソフトを見つけることができます。

ABOUT ME
小西 椋磨
小西 椋磨
税理士・公認会計士
税理士法人淀川パートナーズの代表をしています。 税理士・公認会計士の資格を持っています。 趣味はサッカー、サウナ、カフェ巡り、読書です。
記事URLをコピーしました