失敗しない税理士の選び方とは?税理士に何を求めるかが重要!?
今回は税理士の選び方について解説です。
- ネットで税理士を探しているが数が多く絞れない
- 税理士を選ぶ判断基準がわからない
- 税理士を選ぶのが初めてでよくわからない
というようなお悩みはないでしょうか?
まず、ご自身が税理士に求める事項を決めることで税理士選びが楽になります。
今回は、税理士を選ぶために決めておくべき選択基準と税理士を選ぶ際のチェックポイントを解説します。
この記事を読めば、税理士を選ぶ方向性がわかりますので、あなたにあった税理士を選ぶことが可能となります。
なお、探し方についてこちらの記事では解説しています。
税理士の選択基準を決める
税理士を選ぶ基準は税理士に何を求めるかにより異なります。
住む家を選ぶ際は、家賃や立地、部屋の広さなどおおよその条件をあらかじめ決めるように、税理士選びもあらかじめ選択基準を決めておく必要があります。
選ぶ基準は様々ありますが、主に下記事項が挙げられます。
- 税理士の顧問料
- 税理士事務所の立地
- 税理士の得意分野
それでは、具体的に説明していきます。
税理士の顧問料
税理士報酬を選択基準にすることは重要ですが、月額の税理士報酬が安いという理由のみで選ぶと後々後悔する可能性があります。
税理士の中には打ち合わせや訪問などが別料金に設定している場合があるため事前に確認しておく必要があります。
税理士報酬が安いというのは魅力的ですが、追加料金が発生する可能性や相談できない可能性などに留意すべきです。
税理士事務所の立地
税理士事務所の立地も選択基準の一つになります。
税理士事務所が近いと訪問も簡単にでき打ち合わせもしやすくなります。
また、資金調達しようと考えている場合は、税理士に金融機関の担当者を紹介してもらえる可能性がありますので、同じ地区の税理士を選んだ方がよいでしょう。
一方で、最近ではクラウド会計ソフトやwebミーティングの進化に伴い、遠隔でも税務顧問ができる環境になってきています。
そのため、資金調達を考えていない方や基本的にオンラインで相談したい方は、選択基準として立地は重要ではないでしょう。
税理士の得意分野
税理士の得意分野も選択基準の一つになります。
税理士が行う業務は、税務相談や確定申告の代理だけでなく、資金調達の支援や経営サポート、相続税など多くの業務があります。
そのため、税理士に依頼したい業務と税理士の得意分野が一致しているか確認し、依頼することが重要です。
なお、税理士の得意分野は、税理士事務所のホームページに明示されていることが多いです。
税理士選びのチェックリスト
選択基準を決めた後は実際に選ぶ段階になりますが、どこに着目すればよいのでしょうか。
重視するポイントは様々ありますが、今回は主なポイントを説明します。
【税理士を選ぶ主なポイント】
- レスポンスの早さ
- 担当税理士との相性
- 業界の知識や経験
- 税理士の年齢
- IT化に対応できるか
それでは、具体的に説明していきます。
業界の知識や経験
税理士によって経験してきた業界は異なります。
税理士が自社の業界について詳しくない場合、節税についての知識や経営サポートのアドバイスなどが的確に受けられない場合があります。
税理士には守秘義務がありますが、業界特有の慣行や取引先の紹介など守秘義務に抵触しない範囲でアドバイスを受けられる可能性があります。
レスポンスの早さ
レスポンスの早さも重要です。
税理士との顧問契約を解約した理由の中で、「レスポンスが遅い」は上位に入ります。
レスポンスが遅いと、ストレスや経営判断の遅れに繋がります。
なお、レスポンスの早さは、価格や条件面での交渉などの場面でも判断できる可能性があります。
担当税理士との相性
担当税理士との相性も重要なポイントです。
税理士への不満の一つに、「上から目線で話してくる」というのがあります。
税理士は、経営のパートナーでもありますので、税務や経営の面で気軽にコミュニケーションをとる必要があります。
税理士へ依頼する前に直接会って、話しやすく気軽に相談できるか、同じ視点で話してくれているかなど見極めることが大切です。
税理士の年齢
税理士の年齢も一つのポイントです。
税理士業界は高齢化が進んでおり、平均が60歳前後と言われています。
税理士と経営者の年齢に差があると、価値観があわずコミュニケーションがとれない場合があります。
また、税理士への不満の一つである「上から目線で話してくる」と感じてしまう可能性もあります。
なお、日本税理士会連合会が発行しているパンフレットに現役で活躍している税理士の年齢層のグラフがありますが、20~30歳代の税理士は10.9%しかいません。
IT関連の知識
税理士にIT関連の知識があるかということも重要です。
近年はコロナの影響もあり、webミーティングの普及やクラウド会計ソフトなどオンラインでの業務も増えてきています。
一方で、税理士は高齢化が進んでいることもあり、ITに疎い税理士も存在します。
そのため、問い合わせた段階で、webミーティングの可否やクラウド会計ソフトに対応しているかなど確認しておきましょう。
まとめ
今回は、税理士の選び方について解説しました。
会社を経営していくうえで税理士選びは重要な検討事項です。
記事では、主なチェックポイントについて解説しましたが、あなたが重要だと感じるポイントも追加し税理士選びのツールとして使ってください。
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