【インボイス制度】軽減措置や2割特例、80%控除など間違いやすいポイントを解説!
堀真彰
税理士法人淀川パートナーズ
適格請求書(インボイス)は、消費税の適正な申告と納付を行うために必要な書類です。特に、2023年10月から導入されたインボイス制度により、適格請求書の発行が求められるようになりました。今回は、適格請求書の要件について詳しく解説します。
適格請求書とは、消費税の仕入税額控除を受けるために必要な書類で、一定の要件を満たす請求書や納品書のことを指します。適格請求書を発行するためには、適格請求書発行事業者として登録されている必要があります。
適格請求書には、以下の要件を満たす情報が記載されている必要があります。
適格請求書は、紙の請求書だけでなく、電子請求書としても発行することができます。電子請求書の場合も、上記の要件を満たす必要があります。
適格請求書を発行するためには、適格請求書発行事業者として税務署に登録する必要があります。登録手続きは以下の通りです。
適格請求書を発行した場合、発行者および受領者はその請求書を保存する義務があります。保存期間は7年間です。適正な保存を行うことで、税務調査などに対応することができます。
適格請求書の発行や保存にはいくつかの注意点があります。
適格請求書の要件を理解し、適切に対応することで、個人事業主やフリーランスとしての税務処理がスムーズに進みます。疑問や不安がある場合は、ぜひ税理士法人淀川パートナーズにお問合せください。